大家としての仕事1
借主とのコミュニケーション方法
入居から退去までのすべてを管理会社に委託することがほとんどだと思います。これをすべて個人でおこなうには負担も大きいからです。そのため、自分のマンションにどのような人が入居しているのか、まったく知らないオーナーも少なくはありません。
最近では、近所づきあいも減り、他人に干渉されることを嫌います。そのため、オーナーと接触したがらない傾向にあるようです。しかし、自分の資産を貸し出すのですから、一度くらいは顔をあわせておいたほうがいいでしょう。
マンションにも時間があれば、足を運び、現状を知ることも必要です。管理会社の管理状況もわかります。また、入居者がどのような生活をしているのか、生活態度の一部もわかります。実は、これが重要なポイントなのです。態度の悪い不良入居者は、ほかの入居者の迷惑にもなります。オーナーには、より住みやすい環境を守る義務があるのです。注意を促し、改善するよう勧告しなくてはなりません。管理会社に委託している場合は、すみやかに改善させるよう指示をだしましょう。
物件に立ち寄ることは、防犯にもつながります。トラブルを未然に防ぐことができ、入居者の安心にもつながるでしょう。また、廊下などの共用スペースに私物を置いていたり、ゴミの出しかたが悪いなど、マナーを守れない人は、お金があっても家賃を滞納する危険性も高いといわれています。このようなことを避けるためにも、物件の定期的なチェックは重要です。オーナーがまめに顔を出しているとわかれば、入居者の気も引き締まり、全体マナーの向上にもつながります。
入居者同士のトラブルが起きた場合
騒音や共用スペースの使い方など、入居者同士のトラブルが起こる可能性は常にあります。苦情は必ず、管理会社やオーナーを通すようにしましょう。本人同士が直接話し合うと、こじれてしまうことも多いからです。入居時の約束事として盛り込んでおくといいでしょう。そのためにも、オーナーは常に連絡がとれる状態であることが望ましいです。管理会社には携帯電話の番号を教えておき、何かあったらすぐに対処できるような体制を整えておく必要があります。
それでも、直接言い争いになることもないとはいいきれません。ほかの入居者がトラブルをみつけたら、すぐに連絡をしてもらえるようにしておいたほうがいいでしょう。事件が起きてしまっては、周囲に迷惑をかけるばかりではなく、物件価値もさがってしまうのです。未然に防ぐためにも、日ごろから入居者とのコミュニケーションが重要になります。
