不動産経営入門ガイド

オーナーになるための準備

住みたいエリアと借りたいマンション

エリアに適したマンションは人気物件の条件

人気物件になるためには、そのエリアのニーズに合ったマンションを建設するということがかかせません。これは、間取りだけではなく、建物の種類や構造などにも影響してくることです。おしゃれな街として、若者に人気が高い代官山や自由が丘では、外観も個性的なデザイナーズマンションが人気を集めています。しかし、ファミリー層の多い郊外では、シンプルで機能性を重視したマンションのほうが需要は高いのです。このように、同じ建物でも、場所によって需要が異なることがわかります。
空港や線路の近くの物件は、騒音公害がデメリットになります。しかし、防音設備がととのっていれば、空港や駅が近いというメリットをいかすことができ、デメリットをカバーできるのです。どんなエリアにも、魅力的な部分とそうではない部分が必ずあります。魅力を最大限にいかし、デメリットをカバーすることで、借りたいと思えるマンションができあがるのです。外観、間取り、設備など、すべての要素がその街のニーズと合致したとき、そのマンションは人気物件になることでしょう。

首都圏以外でマンション経営を成功させるコツ

企業や学校が集中する首都圏には、人も多く集まってきます。そのため、入居者の希望する条件をすべて満たしていなくても、妥協点を見出せれば入居するケースも多く、入居者が絶えることはあまりないでしょう。急行の止まる駅や、デパートなど商業施設が充実した地区は、相変わらず根強い人気がありますが、それ以外のエリアでも、設備が充実しており、家賃がおさえられれば借り手はあらわれることが多いです。
首都圏以外でマンションを経営させるには、首都圏以上に徹底したマーケティングが必要になります。持ち家率も高くなり、賃貸マンションの需要も首都圏ほど高くはありません。その中で、入居者を募集するのですから、ハードルはやや高めになります。
しかし、若い夫婦や地方支社への単身赴任者など、賃貸マンションを求める人は少なくはありません。こういった層を取り込むには、どのような物件が人気なのかをリサーチしましょう。2台以上駐車できるスペース、風呂や台所などの設備を充実させることで、魅力的な物件づくりができます。しかし、そのために相場より家賃が高くなりすぎても難しいところです。平均的な賃金や、周辺の家賃相場と自分の予算等を総合的に考慮しなくてはなりません。自力では難しいと思うなら、マーケティング専門会社に依頼するのも一案です。今後のマンション経営を左右することですから、先行投資をしても惜しくはないのではないでしょうか。
観光地や海の近いエリアでは、賃貸マンションではなくリゾートマンションにするという方法もあります。温泉地など人気のエリアでは、個人だけではなく、法人会員も取り込むことができ、安定収益を確保することもできるでしょう。エリアの個性をいかしたマンションなら、首都圏以上に成功を収めることができるのです。

 
 

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